明日に向かって走れ ― 月夜の歌 価格: 3,059円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 宮本の過剰なまでの感情がうまく抑えられ、シンプルながら力強い曲調にのせて硬派な心持で愛を歌っている。デビュー以来の“エレカシらしさ”からはがらりと赴きは異にするが、それでもココロに花を以来のメジャー路線の中でひとつの発展を見せたアルバムと思う。 ココロに花をでは、初めて愛を歌う宮本のぎこちなさも感じられたが、このアルバムでは愛を語ることに少し慣れ、聴者を惹きつける曲作りが上手くなったように感じる。そもそも宮本の曲は決して聴者に理解を求めるスタンスは無かった。にも関らず聴者はエレカシの曲に否応無く自分自身を重ね合わせざるを得なかった。しかしこのアルバムでは宮本の持つ人生観や恋愛観、そして音 |
生命賛歌 (CCCD) 価格: 500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 シングル3部作(『俺の道』、『ハロー人生!!』、『生命賛歌』)で共通していて、特にこのナンバーで感じられるのはドス黒いような、ちょっとエロいようなロックンロールのサタニックな部分だ。行き過ぎたマイペース、浮世離れ、俺道、そうしたミヤジの基本トーンは、時に高圧的だったり、思いっきり転じて、『ココロに花を』に代表されるような、高度に素朴な優しさだったりしてきたが、今回は噛まれたら狂犬病になりそうな勢いなのだ、妙なたとえだが。今のエレカシは代替不能なヴァイタルなロックンロール・マシンとして、この「生命賛歌」の歌詞の冒頭部分のように「そいつは立ってた。そして突然現れた」。流転、上等。同時発売の3 |
DEAD OR ALIVE(CCCD) 価格: 1,500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5 昇れる太陽を気に入った人、聞いてみてください。
世間の皆がエレカシを忘れていた時、こんなにもカッコイイ曲をひそかに出していたんです。
|
THE ELEPHANT KASHIMASHI BEST 価格: 3,059円 レビュー評価:4.5 レビュー数:6 エレカシのアルバムは構成力というのか曲順が絶妙でよく考えられているという気がする。そういった魅力はこのベストにすら見られて、とてもバランスがいいと思った。が、まぁよくよく考えると単にアルバムの発表順に1?3曲ずつ抜き出していったら後半の曲は自然と前向きな曲になりましたという感じで、もしかしたら別に大して考えられてないのかもしれない。それを考えてもやはり初っ端のファイティングマンとデーデ、星の砂というまだ単なる反逆児としてのロックな流れから、だんだんと孤独やしんどさ、日々の無意味、世間の重さなどを歌うようになり重く暗い事を歌いきった後は穏やかな時間、日常の肯定、楽しい友との思い出、前向きな考え |
絆(初回限定盤) 価格: 1,100円 レビュー評価:3.5 レビュー数:5 今回のアルバムっていうのは聴くたびに印象が変わっていって、オードブルもサイドディッシュもない フルコース、メイン!メイン!メイン!みたいな、“わッ!食べにくい!!”っていうような・・・でも実際 飲み込んでみると「こんなに美味しいもんない・・って感じですね |
はじまりは今 価格: 1,020円 レビュー評価: レビュー数: |
今宵の月のように 価格: 1,020円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 この曲は、エレカシがレコード会社を移籍してからしっとり系の曲を始めてからのひとつの到達点に達した記念すべき名曲である。それまで荒々しく酔っ払いのように歌っていた宮本が、このようなしっとりとした曲を歌いだした。この後エレカシは、更なる変化を遂げていくのだが、その変化の過程で、この曲の存在は重要な意味を持つ。ちなみにこのCDの中を開くと、エレカシのメンバー全員の笑顔の写真が見れます。それだけでも買う価値ありです。 |
愛と夢 価格: 2,860円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 このアルバムも、前作と同じぐらいメロディアスなナンバーばかり収められた作品だと思います。
ほんとにこの時の宮本さんは素晴らしく調子がよかったようですね。曲の出来といったらとんでもなく
すごいですね。完璧でしたね。ここまでするか?と思うぐらいの美しいメロディーが満載です。
そして、新しく打ち込みを導入したということで、結構話題になりましたね。これは名盤ですよ。
前作と同じで、1曲目から11曲目まで全部好きです。
みなさんも是非聞いてみてください。これは3000円出して聞く価値は
十分にあると思います。というわけで、例の(笑 |
化ケモノ青年 (CCCD) 価格: 1,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 「おい今夜は酒もってこい」 「アノ19世紀以来 今日に至るまで この国の男の魂はいつだって右往左往」 19世紀以来の日本国、国家的アル中。そんな己の姿を振り返っては嘆き、忘れようとしてまた酒を飲む。ああ、飲まなきゃやってられねえよ。どうせ駅のホームでゲロ吐いてますよ。なんだよ、戦後どころかまだ維新後じゃねえか。ってそんな曲。 |
ココロに花を 価格: 3,059円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 私がこのアルバムを買おうと思ったきっかけは、ある音楽番組だった。その日エレカシは「孤独な旅人」をやっていて、私は初めて見るエレカシのたたずまいと声に釘付けになった。何だかわからないけど凄い人がいる!と思った。その翌日、当時の最新アルバムだった『ココロに花を』を買った。そこにはのびやかで清々しい曲の数々があり、たちまち私は彼らのファンになってしまった。 それから少しずつ過去の作品を遡って聴いてみて、とても同一人物が作ったとは思えないほどの変遷を経ていることに驚かされた。けれども一貫して宮本の存在感と声のインパクトは絶大で、それはエレカシの魅力であり武器である反面、ともすればそればかりが |
|
|